ムダに楽しく、ビスコッタ

Notリア充。アンチVery。 どうしようもないオンナ30代。いかに東京を遊びつくせるか。

栄光はひゅるっと消える

かっこいいゴールなんてさ、
あッという間におしまい。
星がひゅるっと消えていった。
また別の朝だった。


SMAPのがんばりましょうという曲は、ホント、お世話になっている。
社会人の苦悩を軽快な感じで歌ってくれている。

女子サッカーのなでしこが、リオ五輪の出場をのがした。
ワールドカップ、ロンドン五輪が続き、2011年、2012年は大フィーバーであった。
テレビをつければ、なでしこが出演。澤さんの活躍だけでなく、他のメンバーにしっかりスポットライトが浴び、
それぞれのキャラクターまで取り上げられるようになった。

そこにきて今回の惨劇。
まさにかっこいいゴールが、あっという間に消えていった。

わたしはサッカーに明るいわけではないので、負けた原因なんてわからん。
でも「戦い続ける大変さ」くらいは、わかる。

チームっていうものは、そもそも、ものすごい繊細なバランスで保たれている空間だ。
環境の変化で簡単にダメになるし、潰れる。そして、活きもする。
うまく活きているということは、戦略以上に運である。それはもう神に感謝するしかな―と思う。

会社だって当然同じ。
商品に絶対的な価値がなくても、
ものすごい絶妙なバランスで保たれてる"売上"っていうものが存在する。

「なんだかよくわからんけど事業部の業績いいし、チームの雰囲気いいし、たのしいなぁー」

この状態を、わたしは「プチバブル」と名付けている。その時期が長ければ長いほど、危ない。
だって人間は簡単にスポイルされるから。
バブルは人をスポイルする。
甘やかされた人が「よし、やってやろう!」と奮起するのは、それなりに大変だ。
むむむ。


でもなでしこの場合は、スポイルなんてされてなかったと思う。
むしろ宮間さんは真逆。
まじめすぎて男前すぎて、もうわたしなんかボロぞうきんのように思える。人として。
わたしのような甘えた人間からすると、そういうボロぞうきんもぞうきんなりにうまく使ってくれたらうれしいなぁと思うけど、そればっかりはもちろんお願いできない。
でもリーダーならぞうきんにだってちゃんと役割を与える。

リーダーとしてのプロフェッショナル。
サッカー選手としてのプロフェッショナル。

このふたつを持ち合わして、はじめていいチームになる。
うーん。リーダーってのはホント孤独。